小豆島で暮らし、はたらく。

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会社員

答えを探しながら、
ものづくりを支える。

跡部有紀さん

タケサンフーズ株式会社

醤油の香りが漂う小豆島。

古くから醸造の文化が息づくこの島で、食品づくりを支える仕事に携わる人がいる。

タケサンフーズで品質管理を担当する跡部有紀さんだ。

商品の品質を守るための衛生管理や表示ラベルの確認、工場設備の点検や補修対応など、その仕事は多岐にわたる。
一見すると目立つ仕事ではない。けれど、安心して商品を届けるためには欠かせない存在だ。跡部さんが小豆島と出会ったのは、旅行で訪れた瀬戸内国際芸術祭だった。

跡部さんが小豆島と出会ったのは、旅行で訪れた瀬戸内国際芸術祭だった。

穏やかな海と島の空気に触れ、「いい島だな」と感じたことを今でも覚えているという。その後、大阪で働いていた会社で転勤の話が持ち上がった。新しい土地へ行く選択肢を考える中で、ふと頭に浮かんだのが小豆島だった。当時はまさか移住することになるとは思っていなかったそうだが、タイミングと縁が重なり、現在はタケサンフーズで働いている。

品質管理の仕事で特に面白いと感じるのは、問題解決の過程だという。

設備の不具合や製造工程で発生する課題。
その原因を探り、改善策を考え、現場のスタッフと協力しながら解決へ向かう。「推理小説や謎解きが好きなんです。」そう笑う跡部さん。どこに原因があるのかを考え、一つひとつ検証しながら答えを見つけていく。
その過程に面白さを感じている。もちろん、一人だけで解決できることばかりではない。現場のスタッフや他部署の仲間、ときにはグループ会社のメンバーに相談することもある。だからこそ、日頃からのコミュニケーションが大切だという。

タケサングループでは部署を超えた交流の機会も多い。
跡部さん自身も「棚田部」というクラブ活動に参加し、中山地区の棚田で米づくりに取り組んでいる。仕事だけではない関わりがあることで、相談しやすい関係が生まれ、それが日々の業務にもつながっているそうだ。移住して感じた小豆島の魅力について尋ねると、「島だからこそあるものがたくさんある」と話してくれた。

都会に比べれば不便なこともある。
けれど、その分だけ人との距離が近く、自然も身近にある。新しい発見も多いという。
誰かの食卓に届く商品を支えること。
現場の人が働きやすくなるように考えること。そして、目の前の課題に向き合いながら少しずつ改善を重ねていくこと。跡部さんの仕事は、食品づくりの現場を陰から支える仕事だ。

その積み重ねの先に、全国の食卓へ届けられる安心とおいしさがある。

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